施工の流れ

建物全体の設計図をゼネコンからいただきます。いただいた設計図を細分化・設計図を元に一つ一つの鉄骨を足立鉄工で設計します。
設計図を元に、一次工程の切断、穴あけの後に二次工程の組み立てを行い、溶接ロボットと熟練の溶接工が溶接していきます。
材料の長さ・総重量によって大型車トラックからトレーラー(4t〜20t)を使い分け、法令遵守の上、現地まで安全に配送します。
届けられた鉄骨は、足立鉄工の従業員ととび職が協力、しっかりと安全への配慮を欠かさずに組立工事を行います。

機械・設備

DAITO DB3C5030

DAITO DB3C5030

足立鉄工では、製造工程の効率化と高度な加工要請に対応するため、それぞれ独立した工程である「孔あけ」「切断」「けがき」が一つのラインで実行可能となる「DB3C5030(孔あけ・切断複合機)」を導入しています。完全自動加工ラインシステムによる加工部材を大量投入することが可能となり、一度にあらゆる小型形鋼の加工が高速で正確に行えます。
DAITO DNFⅡ1050

DAITO DNFⅡ1050

胴縁(どうぶち)加工に対応するため、UWF-150Ⅱを導入・機械化しています。複数物件の胴縁加工を同時に行うことが可能となり、作業時間の短縮とコスト削減が実現いたしました。
※胴縁とは:建物の柱と外壁の下地になる部分になります。
TAKEDA UWF-150Ⅱ

TAKEDA UWF-150Ⅱ

以前使用していたDNF1000から、最新モデルのドリルマシンDNFⅡ1050に入れ替えたことにより、格段に孔あけ作業の時間短縮を実現。最新の鉄骨切断機と併用することで、孔あけ→切断という一連の作業スピードの向上を実現しました。
省スペース型鉄骨コア・仕口兼用 溶接システム

省スペース型鉄骨コア・仕口兼用 溶接システム

(株)神戸製鋼所独自特許開発先端技術である新電源を搭載した仕口及びコラム柱溶接システム。装置専用スペースがわずか1.8m×3.0mのため2機置きにして完全自動運転操作も可能。ラインシステムによる加工部材を大量投入することにより効率的な加工処理、飛躍的な加工速度が実現しています。
鉄骨柱大組立溶接ロボットシステム(ARCMAN-MP)

鉄骨柱大組立溶接ロボットシステム(ARCMAN-MP)

(株)神戸製鋼所独自特許開発先端技術である新電源を搭載した大組柱溶接システム。大組柱溶接の完全自動化。溶接時の溶滴の加熱時間が従来の1/2まで低減させることができます。これによりヒューム発生を抑制し空気の流れも制御でき労働環境向上も実現しています。

施工実績

【工事名】西脇小学校保存改修工事 渡り廊下増設C
【工期】2019.2~2019.6
【工事現場市町村】兵庫県西脇市
【工事名】市役所本庁舎身体障がい者等駐車施設屋根設置工事
【工期】2020.6~2020.8
【工事現場市町村】兵庫県丹波市
【工事名】草部自治会公民館新築及び改修工事
【工期】2020.8~2020.10
【工事現場市町村】兵庫県丹波市
【工事名】佐織谷川樋門上屋新築他工事
【工期】2020.10~2021.2
【工事現場市町村】京都府福知山市
【工事名】市島有機センターストックヤード新築工事
【工期】2020.11~2021.1
【工事現場市町村】兵庫県丹波市
【工事名】奥猪名健康の郷計画修繕建築工事
【工期】2021.5~2021.7
【工事現場市町村】兵庫県川辺郡猪名川町